AGAが完治した人はいる?AGA治療のゴールとは?
2023.07.04

AGAが完治した人はいる?AGA治療のゴールとは?

AGA治療を考えている方やAGA治療中の方は、「AGAが完治した人はいるの?」と気になっているのではないでしょうか。また、AGA治療のゴールについて知りたいと思っている方も多いでしょう。

AGAは進行性の脱毛症であり、完治する病気ではありません。AGA治療の目的は進行を抑制し、維持することです。

AGA治療を途中で止めてしまうと症状が再び進行します。AGA治療のゴールを設定し、治療を続けなければいけない理由を事前に知っておくと、治療を継続しやすいでしょう。

本記事では、AGAが完治せずに進行する病気である理由とAGA治療の目的やゴールについて解説しますのでご参考ください。

目次

  1. AGAが完治した人はいない
  2. AGAが完治せずに進行を続ける原因
  3. AGAの治療の目的は?
  4. 効果を実感するまでの期間は?
  5. AGA治療はゴールを決めよう
  6. AGA治療のときに気をつけるポイント
  7. 薄毛が目立たない髪型を紹介!
  8. まとめ

AGAが完治した人はいない

2022年時点において、AGAを完治させる治療方法はありません。しかし、AGAは完治しない病気だからといって、治療せずに放置すると症状が進行します。症状が進んで治療を開始した場合、髪の毛を増やすまでに時間と費用がかかります。そのため、AGA治療はできるだけ早く治療を開始することが大切です。

AGAの発症には男性ホルモンが関係しているため、思春期以降に発症し、発症率は年齢とともに高くなります。AGAかもしれないと不安に感じたら医療機関を受診しましょう。

AGAが完治せずに進行を続ける原因

AGAが完治せずに進行を続ける原因は以下の2つが考えられます。

  1. ヘアサイクルの「成長期」が通常より短くなる
  2. 脱毛因子を放出するジヒドロテストステロンが作られることで毛髪の成長期が短くなる

それぞれについて詳しく解説していきます。

ヘアサイクルの「成長期」が通常より短くなる

新しい髪の毛が生え始め、古い髪の毛が自然に抜け落ちる周期をヘアサイクルといい、通常は2〜6年の周期で生え変わります。

  • 休止期(3~4ヵ月)
  • 成長期(2~6年)
  • 退行期(2週間)

AGAは、ヘアサイクルの「成長期」が通常より短くなり、約3ヵ月~1年しか続きません。その結果、髪の毛が成長できず、細くて短い髪の毛が増え、抜け毛も増えてしまいます。

脱毛因子を放出するジヒドロテストステロンが作られることで毛髪の成長期が短くなる

「成長期」が通常より短くなる原因は、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)が脱毛因子(TGF-β)を増やし、髪の毛を作る細胞が増殖するのを抑えるためです。

男性ホルモンのテストステロンが5α還元酵素の働きによって、DHTはつくられます。5α還元酵素は、前頭部や頭頂部に多く存在していると考えられているため、AGAは前頭部や頭頂部に症状が現れやすくなっています。

AGAの治療の目的は?

AGA治療の目的は、完治ではなく抜けた髪の毛がある程度生えて、その状態を維持することです。維持するためには治療を継続する必要があります。髪の毛が生えてきたからといって自己判断で治療を中止すると症状が再び進行する可能性が高いでしょう。

基本的なAGA治療のアプローチ

基本的なAGA治療のアプローチは「進行を遅らせ現状を維持する」ことと「髪を太く、早く伸ばす」ことです。「進行を遅らせ現状を維持する」ためにAGAの飲み薬を服用し、「髪を太く、早く伸ばす」ために塗り薬や自毛植毛の治療を行います。

AGA治療は継続する必要がある

AGA治療は進行性の病気であり、治療を中止すると再び脱毛が進みます。そのため、治療を継続しなければいけません。

ある程度髪の毛の量が増えたからといって、すぐに治療を中止すると抜け毛が増える可能性があります。通常「髪を太く、早く伸ばす」塗り薬の治療は医師の指示の元で徐々に中止することもありますが、「進行を遅らせ現状を維持する」AGA治療の飲み薬は継続して服用します。

効果を実感するまでの期間は?

AGA治療を開始すると、どのくらいの期間で効果を実感できるか疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。ここでは国内で認可されている飲み薬(フィナステリド及びデュタステリド)と塗り薬(ミノキシジル)の効果を実感するまでの一般的な期間を紹介をご紹介します。

フィナステリド

男性における男性型脱毛症の進行遅延に効能・効果があり、厚生労働省で認可されている処方箋医薬品です。フィナステリドはテストステロンをより活性の高いジヒドロテストステロン(DHT)に変換する2型の5α還元酵素を阻害し、テストステロンからDHTへの変換を抑制します。

効果発現までには約3~6カ月かかります。6カ月以上投与してもAGAの進行遅延がみられない場合には、投薬の中止を検討しなければいけません。

デュタステリド

デュタステリドはフィナステリドと同様にAGAの進行遅延に効果があると認められている薬です。2型の5α還元酵素だけでなく、1型の5α還元酵素も阻害します。

効果発現までには約3~6カ月かかり、6カ月以上投与してもAGAの進行遅延がみられない場合には、投薬の中止を検討します。

ミノキシジル外用薬

ミノキシジルは、毛包に直接作用し、細胞の増殖やタンパク質の合成を促進して発毛作用を示します。壮年性脱毛症における発毛・育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防に効果があると認められている第1類医薬品です。

一般的に約4〜6カ月使用後に効果を感じる方が多くなっています。毛髪の成長には時間がかかり、個人差もありますが、6カ月使用しても症状の改善が認められない時は、継続の有無を医師へ相談してください。

6カ月程度の経過観察が必要

塗り薬と飲み薬によるAGA治療の効果を実感するまでには、数カ月かかるため、焦らず経過を観察しましょう。1つの目安は6カ月です。6カ月経っても変化を感じられない場合は治療方法を再検討する必要があります。

AGA治療はゴールを決めよう

AGA治療は完治する病気でないため、ゴール設定が大切です。「結婚するまで続ける」「スキンヘッドに抵抗がなくなるまで続ける」などAGA治療をいつまで続けるかは、個人の考えによって異なります。

AGA治療は長い治療期間が必要であるため、ゴールを決めておくと治療を続けやすくなります。髪の毛の状態やライフスタイルもそれぞれ違いますので、自分自身のゴールを決めてAGA治療を開始するとよいでしょう。

AGA治療のときに気をつけるポイント

AGA治療を受けるときに気をつけるポイントは3つあります。

  1. 自己判断で治療を中止しない
  2. 国内で認可されている薬を使用
  3. 早期に治療を開始する

AGA治療を開始した後に、後悔することがないようそれぞれのポイントについて詳しくご紹介しますのでご参考ください。

医師の判断なく中断しない

AGA治療は続けることが大切です。髪の毛や頭皮の状態の変化を自分で見極めることは難しいため、医師の判断なく中断しないようにしましょう。治療を中止すると抜け毛が増え、再び薄毛で悩むことになるかもしれません。

治療段階によって徐々に薬を減らす方法もありますが、医師の指示のもとで行いましょう。

国内で認可されている薬を使用する

AGA治療薬を使用するときは、国内で認可されている薬を使用してください。

海外からの輸入品や通販サイトで販売されている医薬品の中から、偽造医薬品も発見されています。偽造医薬品を服用した場合、思いがけない健康被害が発生する可能性があるため、危険です。

個人輸入など、国内で認可されていない薬によって健康被害が起こっても、公的制度の救済対象になりません。医療機関を受診し、医師に処方してもらい、正しく服用しましょう。

早期の治療がおすすめ

AGAは進行性の病気であるため、早い段階で治療を開始することがおすすめです。

デリケートな悩みであるため、受診をためらう方もいるのではないでしょうか。しかし、受診せず、放置すると症状が進行します。治療をしたいと思ったときには、塗り薬や飲み薬が効きにくく、自毛植毛などの手術を選択しなければいけない可能性も出てきます。

AGA治療の実績が豊富な医療機関では、相談しやすい雰囲気であったり、診察までの流れがプライバシーに配慮してあったりするため、1度受診を検討してみてください。

薄毛が目立たない髪型を紹介!

薄毛が目立ちはじめると、薄毛が目立たない髪型はどのような髪型か知りたいと思う方もいるのではないでしょうか。

薄毛を目立たなくするには髪を短くすることがおすすめです。髪を伸ばして隠すと、逆に目立ってしまったり、見た目の清潔感が失われたり、隠していることが強調される可能性があります。

ここでは、薄毛が目立たない髪型をご紹介しますので、髪型に悩んでいる方はご参考ください。

ショートカット

ショートカットにすると薄毛が目立ちにくくなります。髪が少ないのにショートカットにしても大丈夫なのか不安に感じる方もいるでしょう。

ショートカットは立体感やボリュームを出しやすい髪型です。そのため、薄毛でボリュームが出しにくい方の髪型に適しています。髪が長いと頭頂部が髪の重さでつぶれてしまい、薄毛が目立ちやすくなります。

思い切って髪を短くし、薄毛が目立ちにくい髪型を検討してみてください。

前髪を立ち上げると、視線を上へ誘導し、ボリュームアップすることにもつながります。毛量に自信がない人は、髪全体を立ち上げるのではなく、前髪だけ立ち上げる髪型もおすすめです。

パーマ

全体のボリューム不足の悩みを解決できる方法は、パーマをかけることです。パーマをかけると全体的にボリュームを出し、色々なヘアスタイルもできるため、おしゃれを楽しむことができます。

しかし、パーマは薬剤の影響で頭皮にダメージを与える可能性もあり、慎重に行わなければいけません。薬剤が合わないとかぶれを引き起こし、頭皮環境を悪くする恐れもあります。

パーマをかける頻度をなるべく開けるようにし、ダメージを軽減するようにしてください。1度かけたパーマの効果を長持ちさせるには、保湿などのヘアケアを行いましょう。

まとめ

AGAは完治する病気ではなく、治療をせずに放置すると進行する病気です。また、途中で治療を中止すると再び症状が進行します。

AGA治療の目的は、ある程度髪の毛が増えた状態を維持することです。自己判断で治療を中止せずに医師と相談しながら薬を減らしたり、いつまで治療を継続するかについて検討してください。

抜け毛が増えてきたなどの不安があるときは、実績豊富な医療機関を早めに受診しましょう。